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1995-05-06 ArtNo.1506
◆＜星＞ハンド・ヘルド・コンピュータ販売３９％アップ
【シンガポール】世界市場におけるハンド・ヘルド・コンピュータの昨年の出荷台数は前年比39％増のほぼ100万台に達し、1999年までに市場規模は560万台に拡大する見通しだ。
市場調査会社データクェストは、ノートブックやサブ・ノートブックとは区別されるハンド・ヘルド・コンピュータを更に一般用途のスタンダード・コンピュータとインターフェースを備えた電子オーガナイザーに細分、その市場動向を分析している。同社の報告書によれば、スタンダード・ハンド・ヘルド・コンピュータの昨年の出荷台数は59％増の39万台、電子オーガナイザーは28％増の56万台を記録、前者ではヒューレット・パッカード(27%)、富士通(16%)、アップル(15%)が、後者ではシャープ(50%)、英系Ｐｓｉｏｎ(39%)、カシオ(11%)が、それぞれ市場占有率で上位を占めている。データクウェストはワイヤレス・ネットワークが一般化する中で今年末から来年初に掛けてこの種のデバイスが急速に普及、価格も今日の600米ドルから紙代並みの35米ドルに値下がりすると予想している。(BT:5/5)
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