1998-05-25 ArtNo.15046
◆<馬>テレコム、プトラジャヤ通信インフラにM$10億投資
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は22日、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内に設けられた新行政都市プトラジャヤに10億Mドルを投じて最先端の電気通信インフラを設け、関係サービスを提供する契約を、プトラジャヤBhdと取り交わした。
TMBのモハメド・サイド重役(CEO)が調印式後語ったところによると、10億Mドルの内、35%はカスタマー・ネットワーク・アクセスに、65%は交換機、トランスミッション、建物、土地、その他の施設に投じられる。TMBは期限5年の契約の下、基本通信サービスの独占権を認められ、基本通信インフラ構築のために保留地を無料で使用する非独占ライセンスも付与されている。同インフラは基本通信だけでなく、インターネット、コーポレート・インフォメーション・スーパー・ハイウェー、移動体通信、マルチメディア・サービスにも対応したものになる。こうしたインフラはプトラジャヤ内の他の電気通信サービス提供者の利用にも供される。
インフラ開発は3段階に分けて進められ、第1期A工事は2005年に、第1期B工事は2010年に、第2期工事は2020年に、それぞれ完成する。
その実、関係インフラの主要部分は既に完成しており、通信幹線網も半ば完成、交換設備は7月末までに据え付けられる。今年第3四半期には営業収入も得られる見通しだ。(NST,MBT,STAR,BT:5/23)
|