NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1998-05-25 ArtNo.15038
◆<星>シングテル、景気後退/競争過熱の中で12%増益達成
【シンガポール】シングテルは堅調な上半期の業績に支えられ、アジア経済危機の最中にも関わらず、1998年3月期に前年比12%増の18億9000万Sドルの純益を計上した。
今回は移動電話市場における独占経営権を失って以来、初めての通年の業績報告だが、営業額は健全な11.8%の成長を見、49億4000万Sドルに達した。純益の12%の伸びはほぼアナリストらの予想と一致している。
とは言えシングテルはインドネシアにおける固定式電話/ページング・ビジネスへの投資1億1100万Sドルを全額抹消した。コー・ブンフイ会長は、第4四半期には域内経済危機の影響が顕在化したため、今年は純益の一桁成長を実現できれば、幸運とせねばならないと指摘した。
経営環境の厳しさが増す中で営業支出が17%増の27億4000万Sドルに達し、この結果営業利益は22億Sドルと、5.8%の成長にとどまった。しかし利子/投資収入が2倍以上の3億2200万Sドルに拡大、税引き前利益に12%貢献した。また会計方式の変更に伴い3500万Sドルが純益に追加された。2000年には海外投資収益の税引き前利益への貢献は15%に拡大する見通しだ。
公衆データ/専用ネットワーク・ビジネスは最も良好なパフォーマンスを示し、専用回線とインターネットの需要に牽引され、同部門の営業額は25%増の5億7000万Sドルを記録、総売上に対する貢献も前年の10%から12%に拡大した。
国際電話ビジネスの売上の伸びも前年の5%から10%に加速、21億Sドルを記録した。しかし移動電話ビジネスの売上の伸びは19%から4%に鈍化した。
今年3月31日現在の現金準備は40億Sドル、株式と固定収入は15億Sドルで、同社は資本構造に見直しを加え、株式の買い戻しを計画していると言う。(ST,BT,LZ:5/23)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.