1998-05-23 ArtNo.15026
◆<星>大型公共工事請負業者にISO9000取得義務づけ
【シンガポール】シンガポール政府は来年7月以降、公共大型工事を請け負う建設会社やコンサルタント会社にISO9000認定証の取得を義務づける。
国立シンガポール大学(NUS)建築・住宅不動産学部と建築学会が21日共催した第3回国際建築会議の開幕式の席上、国家開発省政務次官は以上の消息を語った。
一方、同会議で報告されたところによれば、公共/民間両部門の今年の建築契約発注額は184億Sドルと見積もられ、昨年の224億Sドルを18%下回る見通しだ。しかし既に発注済みの契約が存在するため、同業界の生産量は依然として昨年比4~6%の成長が見込まれる。同成長率は1996年の26%、1997年の21%を下回るが、これにより建設業界のリソース不足は緩和される見通しだ。また国内総生産(GDP)への貢献も今年は8.7%と、一昨年の8.3%を上回り、ここ2年間は8~9%の水準を維持する見通しと言う。(LZ:5/22)
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