1998-05-22 ArtNo.15012
◆<馬>イーストマン、コポリエステル工場年商US$1億予想
【クアラルンプル】イーストマン・ケミカル(マレーシア)Sdn Bhdは、パハン州Gebeng工業団地に5000万米ドルを投じて建設したコポリエステル・プラスチック・プラントが向こう2年間に年間1億米ドルの売上を実現するものと予想している。
イーストマン・ケミカル・アジア・パシフィックPte Ltdのブライアン・ファーガソン社長兼MDによると、年商1億米ドルの目標はプラントがフル稼働するか否かに関わりない。これはもともとプラントの生産能力は最終的な市場動向により調整可能なため。この種のプラントの投資が回収されるのは3~5年で、グブン工場は同社の期待に沿うている。
年産3万トンの工場ではSpectar/Eastarと名付けられた新生代のコポリエステルが製造される。新製品は塩化ポリビニール(PVC)やポリカーボネート、アクリル・プラスチックに比べ遙かに優れた特徴を備えており、幅広い領域に使用できる。Spectarは今年7月から、Eastarは6月から商業生産され、製品の90%は輸出されると言う。(NST,MBT,STAR:5/21)
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