1998-05-21 ArtNo.14998
◆<馬>半導体のグローブトロニクス、売り上げ倍増予想
【ペナン】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場の集積回路(IC)メーカー、グローブトロニクス・テクノロジーBhdの昨年の営業額は43%増の6070万Mドルをマークしたが、同社は今年も営業額の倍増を見込んでいる。
マイケル・ン重役(CEO)が19日の年次総会後語ったところによると、昨年の税引き前利益は39%増の1140万Mドルを記録、今年も15~20%の成長が見込まれる。
子会社のグローブトロニクス・マルチメディア・テクノロジーSdn Bhdは最近マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスも認められ、ワールドワイド・マニュファクチュアリング・ウェブ・サービスを手がけている。同社のコンピューター・インテグレーテッド・マニュファクチュアリング(CIM)ソフトウェアはグループ内で試験使用された後、世界市場に売り出されている。同社のこの方面の初期投資額は100万Mドルにのぼる。
またグループは香港に100万Mドルを投じて資材調達センター“グローブトロニクス(香港)Ltd”を設立、原材料を調達後、グループ企業や他社に供給している。同社はマレーシアで調達した材料を海外に輸出することも計画している。
フィリピンのカビテ地区に設けられた初の海外製造子会社グローブトロニクス・フィリピン・インクは今年からグループ業績に大きく貢献する見通しだ。(STAR:5/20)
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