1998-05-21 ArtNo.14997
◆<馬>UNISEM、M$1.7億投じIC工場拡張
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場を目指す半導体チップ・メーカー、UNISEM(M)Bhdは年内に1億7072万Mドルを投じてイポー工場を拡張する。
UNISEMのJohn Chia Sin Tet会長兼MDが19日催された公募引き受け契約調印式後語ったところによると、1993年にISO 9002認定証を取得した同社は各種集積回路(IC)やその他の半導体装置を製造している。床面積2万3225平米のイポー工場には5200平米のクリーン・ルームも設けられており、目下1日300万ユニットのICを製造している。同製造能力は拡張計画後2倍に拡大される。製品の64%は米国、カナダ、英国市場に、残りは韓国/日本を中心としたアジア市場に供給されている。
授権資本5億Mドル、払込資本1億500万MドルのUnisemは新株3800万株、譲渡株1611万株を、1株5.10Mドルで公開、内3568万株をブミプトラ投資家に、402万株を社員や取引先のために留保、残りの1442万株を公募する。
調達した1億9380万Mドルの内、1億7072万Mドルは新工場の建設や設備の購入に当てる。
Unisemの1997年12月期の税引き前利益は6802万Mドル、売り上げは1億5844万Mドルで、今年はそれぞれ9452万Mドルと2億Mドルを見込んでいると言う。(NST,STAR:5/20)
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