1998-05-21 ArtNo.14995
◆<星>サークル・コンコード、地元市場シェア3位に浮上
【シンガポール】サード・パーティー・ロジスティクス・プロバイダーのサークル・インターナショナルが、コンコード・エクスプレス・シンガポール及びCEロジスティクス・アジアの買収を完了すると、ローカル・ロジスティクス市場第3位に浮上することになる。
サークル・インターナショナル・アジア・パシフィックのポール・グラハム社長によると、同社は、コンコードの74%のシェアを買収する手続きを目下進めており、同買収完了後、新会社サークル・コンコード・インターナショナルが誕生する。新会社はシンガポール国内の3カ所に合計32万平方フィートの倉庫スペースを有し、コンコードの英国プレストウィッチ及び米国ヒューストンのオフィスも傘下に収める。
サークルは昨年タイに合弁会社サークル・ワールドブリッジと言う合弁会社を設立したが、同新会社は経済危機の中でも396%の増益を記録した。同社はアジアの経済危機に乗じてさらに優良企業の権益を買収する計画で、今年はアジア営業額の20%の成長を目指していると言う。(BT:5/20)
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