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1998-05-20 ArtNo.14990
◆＜印度＞カルヤニ・スチール、米企業と高付加価値製品製造で合弁
【プーナ】Kalyani Steels Ltd(KSL)は米国レディングトン拠点のカーペンター・テクノロジー・コープと、高付加価値の特殊鋼を製造する合弁交渉を進めている。
両社は、カルヤニ・カーペンター・スペシャル・スチールズLtdと言う新会社を設立、ＫＳＬがプーナ近郊Mundhwaに有する既存工場を利用して特殊鋼を製造することになる見通しだ。
ＢＮカルヤニ会長がこれ以前に語ったところによれば、カーペンターは40クロー(新会社資本金の約24%)前後を出資するとともに関係技術を供与、新会社の49％程度のシェアを握ることになる。これに対してＫＳＬは支配権益を維持する。合弁交渉は今年10月乃至11月までに妥結、1999／2000年の稼働が目指される。年産量は9万トン程度で、カーペンターは製品の輸出市場開拓にも協力する見通しだ。(ET:5/19)
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