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1995-05-05 ArtNo.1499
◆＜馬＞タイ・クゥオン・ヨコハマ、バッテリー需要増加予想
【クアラルンプル】タイ・クォン・ヨコハマBhd(TKYB)は国内自動車販売の急成長からバッテリーの交換需要も益々増加するものと予想している。
このほど株式を公開したＴＫＹＢが公募目論見書の中で明らかにしたところによれば、92年末時点でマレーシアには210万7000台の乗用車と71万4860台の商用車が存在し、年間それぞれ約12万5000台と3万8000台の増加を見ている。目下国内には主要なバッテリー・メーカーが4社、中小メーカーが8社存在し、年間160万ユニットの自動車用バッテリーと140万ユニットのオートバイ用バッテリーを製造している。この内国内市場に向けられる自動車用バッテリーは140万ユニットと見込まれる。自動車バッテリー業界の成長は輸出需要も有るため、一般に国内自動車産業の成長を上回る。目下ＴＫＹＢは製品の24％を輸出しており、中国、ラテン・アメリカ、アフリカ市場の潜在性に注目している。同社はまた急速に普及する携帯電話に着目、ヨコハマ商標のセル式電話バッテリーの輸入販売にも乗りだした。この種のバッテリーの売上が同社営業額の2％を、またシール・リード・アシッド・バッテリーの売上が同5％を占める。昨年の同社の税引き前利益は664万Ｍドルで、今年は628万3000Ｍドルを見込んでいる。 ＴＫＷＢは額面1Ｍドルの普通株522万9000株を1株2.50Ｍドルで公開した。この内221万2000株が一般に、218万9000株がブミプトラ向けに、公募され、残りの82万8000株は同社管理職や職員向けに留保されている。(STAR:5/4)
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