1998-05-18 ArtNo.14952
◆<馬>省エネ・システムのESPスター、Mesdaq登録計画
【クアラルンプル】工場や建物の省エネ・システム工事と関係サービスを手がけるESPスター・インターナショナルSdn Bhdは、機械化店頭市場Mesdaq登録を目指している。
マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスを認められたESPスターのアミルディン・カハルディン会長が15日語ったところによると、同社取締役会は既にMesdaq登録計画を承認しており、後は評価作業と登録手続きを行うだけである。コスト・セービングに関わる事業の性格上、金融危機の中でも銀行借り入れに問題はないと言う。
ESPスターはこの日サムソン・エレクトロニクス・スルンバン・コンプレックスと省エネ・サービス契約を結んだ。同契約の下、ESPスターは無料で省エネ施設のとりつけを引き受ける代わりに、向こう10年間、節約された電気料金の70%を毎年受け取る。サムソンのケースでは、年間電気料金の30%に相当する1800万Mドルの節約が可能で、年間1260万Mドルの支払いが受けられる。ESPスターは500~700万Mドルを投じて、関係施設を据え付ける。
ESPスターはこれまでに4件の工事を完成、別に7件の工事を進めている。同社は海外市場の開拓を図るとともに、家庭用の省エネシステムの開発も検討していると言う。(STAR:5/16)
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