1998-05-16 ArtNo.14943
◆<印度>電力省、米国の制裁に抗して懸案プロジェクト3件認可
【ニューデリー】電力省は、これまでペンディングされてきた発電プロジェクト3件をまとめて認可するとともに、大型プロジェクトを発表してエネルギー部門への外資誘致を加速する計画だ。
今回認可されたのは、Hinduja National Power Companyの1040MW(メガワット)Vizagプロジェクト、Mittals/GEC/EDFのBhadrawati発電事業、ST-CMSグループのNeyvelli発電プロジェクト。
R.Kumaramangalam電力相は、「政府はまだいずれの国からも経済制裁に関する通知を受けていない」とするとともに、経済制裁がなされても外国投資は引き続き流入するとの見通しを明らかにした。それによると今回の核実験後、同相は世界銀行や複数の外国企業代表と会談したが、いずれも積極的な姿勢を見せており、後退の兆しは見られなかったと言う。(ET:5/15)
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