1998-05-16 ArtNo.14940
◆<馬>ユニシス、Y2Kサービス・コンソーシアム組織
【クアラルンプル】Unisys(M)Sdn Bhdは、コンピューター関連会社5社及び法律事務所1社と、Y2K問題(コンピューターによる2000年以降の年号処理問題)を専門に手がけるコンソーシアムを組織した。
ユニシス・アジア・サウスのルイス・ドミンゲス社長が14日催された関係覚書の調印式後語ったところによると、コンソーシアムはY2Kに関わる全ての領域の問題を解決でき、コンソーシアムのメンバーはそれぞれ異なる役割を演じる。
コンソーシアムは以下のメンバーから成る。1)ユニシス・マレーシア、2)アジア・ブリッジITSdn Bhd、3)アライド・コネクションSdn Bhd、4)地元法律事務所、5)Alydaar(英国企業)、6)Execomコンバージョンズ(豪州企業)、7)Bissetオートメーション(豪州企業)。
エグゼコムはMVS、VME、COBOL、MF、ユニシス2200ベースのプログラムのスキャン、修復、テストを、アジア・ブリッジは、ユニシス・マレーシアと共同でデータの移動サービスを、Bissetは据え付けられたシステムやプロセス制御システムの分析、テスト、修復を、それぞれ手がける。アライド・コネクションはコンソーシアムのマーケッティング代理を務め、Alydaarはワン、ヒューレット・パッカード、ディジタルCobol及びその他全てのアプリケーション・ソース・コードのスキャン、修復、テストを引き受ける。 法律事務所はY2K問題に関わる法律問題のアドバイスを提供する。
コンソーシアムは当面、地元企業を対象にサービスを提供するが、近隣諸国にもそのサービスを輸出する計画だ。(NST,STAR:5/15)
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