1998-05-14 ArtNo.14915
◆<印度>Jai、国内最大のGMサスペンション納入業者に
【チェンナイ】自動車用懸架装置の地元メーカー、Jai Groupは米国ジェネラル・モーターズ(GM)に対する国内最大のサスペンション納入業者になる見通しだ。
Jaiは目下GMに月間900トンのリーフ・スプリングを納入しているが、チェンナイの新製造施設が稼働すれば、別途月間800~1000トンを供給することになる。チェンナイ近郊マライマライナガールに35クローを投じて建設中の新工場は6月に試運転を開始する。
JaiグループのJamnaオート・インダストリーズLtdとJaiパラボリック・スプリングズLtd(JPSL)は、ニッパツの技術協力の下、自動車用リーフ・スプリングを製造している。デトロイトのGM本社はJaiグループを相手先商標製造業者(OEM)に指名、今年は35クロー、来年は60クローを既に発注している。
JPSLはボルボ・インディアとも最近仮契約を結び、目下フォードのチェンナイ工場への納入交渉を進めている。Jaiグループの現在の月間製造能力は1万トンと言う。(ET:5/13)
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