1998-05-13 ArtNo.14899
◆<印度>三井コンソーシアム、Puruliaプロジェクトに肉薄
【カルカッタ】三井物産/東芝/三菱重工業及び地場政府系企業のBharat Heavy Electrical Ltd(Bhel)から成るコンソーシアムが、西ベンガル州電力局(WBSEB)が募集した1500クローのPurulia Pump Storage Project(PPSP)の電気機械工事契約をほぼ手に入れたもようだ。
ターン・キー・ベースの同契約には225MW(メガワット)の発電施設4基を構成するタービン、ジェネレーター、補助施設の納入と据え付けが含まれる。
三菱、東芝は発電施設の日本からの輸入を、Bhelは据え付けを、それぞれ手がけ、三井物産はマーケッティング・エージェンシーを務める。同プロジェクトには日本海外経済協力基金(OECF)が年利2.5%、返済期間20年の借款を供与することになる見通しだ。同ローンを利用した最終コストは3200~3600クローになると見られる。工事は1999年1月に着工し、その後36ヶ月で完工する予定だ。(ET:5/12)
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