1998-05-12 ArtNo.14880
◆<馬>HP社、再販業者への支援強化通じシェア拡大図る
【クアラルンプル】ヒューレット・パッカード(M)Sdn Bhd(HPM)は、昨年11月に導入したソルーション・リセーリング・オーガニゼーション(SRO)を通じて、マレーシアのコンピューター・ハードウェア市場におけるシェアを一段と拡大できるものと期待している。
HPMのエリクW.C.リー課長(SRO担当)によると、80~90社のチャンネル・パートナーを擁する同社は情報技術(IT)に関わる総合的なソルーションやアプリケーションのネットワークを提供でき、またHP社がチャンネル・パートナーに第一級の支援とサービスを提供することにより、エンドユーザーはHP社製品の最大限の恩恵を享受できる。
HP社の1997年10月期年商は、ほぼ6億Mドルと、前年度を30%上回ったが、ユニックス・オペレーティング・システムのチャンネル・パートナーが同売り上げの60~70%に貢献した。
SRO創設の主旨は、HP社プラットフォームの最大限の恩恵を顧客に提供できるようチャンネル・パートナーを武装させることにある。チャネル・パートナー は販売前の支援を受けられ、定期的な製品情報や製品のアップデート情報が提供される。HPMは、例えばKEシステムズSdn BhdやBass Computing Sdn Bhdのような専門技術を擁するチャンネル・パートナーを通じて、HP社製プラットフォームをベースとした幅広いビジネス・ソルーションを顧客に提供できる。
HPMは今月21日に、12領域のチャンネル・パートナーと共同で、リージェント・ホテルにおいて“HP&チャンネル・パートナー:トータル・ソルーション”と題する12セションのセミナーを開催する。同セミナーに関する問い合わせはMaggie(TEL:03-715-2800)まで。(NST:5/9)
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