SEAnews 1998-05-07 ArtNo.14835

【ゲンティン・ハイランド】地元家電製品製造会社アドバーンスト・エレクトロニクス(M)Sdn Bhd(AEM)は外国企業との合弁を通じて海外市場を開拓する計画だ。
ＡＥＭ(1973年創設)のロズラン・ユソフ会長が5日催された新ロゴ発表会の席上語ったところによると、今週水曜にはロシアの政府系企業と合弁契約に調印、モスクワに工場を設ける。同工場で生産された製品はロシア国内ではＡＥＭの独自商標(ECE)で販売され、またロシア商標で欧州市場に輸出される。
最近、ケーブル・ビジョン(M)Sdn Bhdに買収されたＡＥＭのジェームズ・リー重役(MD)によると、同社はＴＶセット、ビデオ・コンパクト・ディスク、エアコンをＥＣＥ商標で製造している他、相手先商標(OEM)で冷蔵庫、扇風機、ガス・レンジ等も生産している。
ＡＳＥＡＮ諸国や中東市場の開拓も目指す同社の今年の営業額は8000万Ｍドルが見込まれ、内20％が輸出売上で占められる見通しだ。2000年には年商1億3000万Ｍドル、輸出売上4000万Ｍドルが見込まれていると言う。(NST,STAR:5/6)