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1998-05-06 ArtNo.14813
◆＜星＞シーメンス、Ｓ＄２億電話交換機納入契約獲得
【シンガポール】シーメンス・アドバーンスト・エンジニアリング(SAE)は、シンガポール・テレコミュニケーション(ｼﾝｸﾞﾃﾙ)に対する30万回線分の交換機納入契約を獲得した。
アルカテル、ルーサント、ノーテル等との競争に勝ち、関係契約を獲得したＳＡＥ幹部は、今年初めに契約に調印したことを認めるとともに、シンガポールで獲得したものとしては、これまで最大のものと語った、契約の詳細は明らかにされていないが、その額は2億Ｓドル以上と見られる。
ＳＡＥはインドネシアではシングテルの現地合弁会社ＰＴブカカ・シングテルと40万回線以上の電話線敷設契約を結んでいる。最近シンガポールの基本電話ライセンスと移動電話ライセンスを獲得したスターハブもＳＡＥに通信機材入札への参加を求めていると言う。
シーメンスは1996年に公益事業局(PUB)幹部の汚職事件に連座し、別の多国籍商社らとともに、シンガポールにおける公共部門入札への参加を5年間禁止された苦い経験を有する。
なおシングテルは今週関係投資プロジェクトの詳細を発表する予定だ。同社の1997年度の投資支出は7億4100万Ｓドルで、大部分は建物、通信施設／機器、交換機に投じられた。1997年3月31日時点の投資計画額は14億8000万Ｓドルにのぼる。(BT:5/5)
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