1995-05-04 ArtNo.1481
◆<星>CPFからの投資/住宅購入資金引きだし顕著に下降
【シンガポール】今年第1四半期にシンガポーリアンが中央積立基金(CPF)から引き出した投資資金の額及び住宅購入資金の引き出し件数は、昨年同期や昨年第4四半期に比べいずれも顕著な下降を見た。
CPF局(CPFB)が2日発表したところによれば、今年第1四半期にCPFのBIS(ベイシック・インベストメント・スキーム)及びEIS(インヘンスト・インベストメント・スキーム)両口座から引き出された資金は4億3400万Sドルと、昨年同期の6億3390万Sドルに比べ31.5%、前四半期の5億1040万Sドルに比べ15%、それぞれ下降した。一方、今年第1四半期にCPF資金を利用して購入された住宅不動産の件数は2157件と、前四半期に比べ24.8%減少、持続的な下降基調を維持した。しかしながら不動産価格の値上がりから同期に引き出されたCPF資金の額は4億1800万Sドルと、前四半期比1%、昨年同期比14%、それぞれ増加した。(ST,BT,LZ:5/3)
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