1995-05-04 ArtNo.1480
◆<星>シンガポール・テク子会社、第2ウェアハウス建設
【シンガポール】政府系上場会社シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コープ(STIC)の子会社シンガポール・テクノロジーズ・ロジスティクス(STL)は6000万Sドルを投じてジュロンに第2ウェアハウスを建設する。
STLのコー・スーキョン重役(GM)が2日催されたクレメンティ・ウェストにおける4500万Sドルの第1ウェアハウスの起工式の席で語ったところによると、第2ウェアハウスは97年にオープンする予定で、これにより既存の倉庫スペースに40万~50万平方フィートが追加される。ジュロン・タウン公社(JTC)から30年契約で賃借した1.8haの用地に建設させるクレメンティの第1ウェアハウスは18万平方フィートで、来年8月の完工が予定されている。当面自動車及び電子関連の部品メーカーをターゲットにテナントを募集し、薬品メーカーの誘致も図られる。また将来はハイエンドなファッション衣料業界もターゲットとする。需要は年率15~20%の成長を見ているため、向こう数年間に75万平方フィートのスペースが新たに必要とされる。同社は目下シンガポール各地に150万平方フィートの倉庫スペースを管理している。同社の昨年の営業額は1億1000万Sドルだったが、今年は1億3000万Sドルの達成が目指される。また中国山東省における事業計画も近く発表されると言う。(ST,BT,LZ:5/3)
|