1995-01-14 ArtNo.148
◆<泰>外国銀行22行に地方支店37店の営業を許可
【バンコク】タイ政府は農村部の経済成長を促す狙いから外国銀行22行にチョンブリ、アユタヤ、ラヨン、チアンマイ、ソンクラの5省に合計37支店をオープンすることを認めた。
タリン・ニマンヘーンミン蔵相が11日明らかにしたところによると、これは既存のバンコク・インターナショナル・ファシリティーを地方にまで拡大したプロビンシャル・インターナショナル・バンキング・ファシリティーに基づくもので、各行は最大2支店をオープンし、バーツ・ローン業務を手掛けることができる他、借款の取りまとめや引き受けから企業買収や投資のコンサルタント業務も認められる。チョンブリ支店のオープンを申請した16行には長期信用銀行、住友銀行、東京銀行、さくら銀行、三菱銀行、三和銀行、バンク・オブ・アメリカ、香港上海銀行、大華銀行(UOB)が含まれ、ラヨンにはシンガポール開発銀行(DBS)、スタンダード・チャータード・バンク、シティバンク、オランダ銀行等が、またアユタヤにはUOB等が、それぞれ支店開設を申請している。(ST:1/12,LZ:1/13)
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