SEAnews 1998-04-28 ArtNo.14725

【シンガポール】ＩＢＭはインターネットを通じた商取引“Ｅビジネス”を支援する一連の新製品を発表した。
Ｅビジネスを手がけることを希望する企業のために特別にデザインされたサーバー、Netfinity3000及びNetfinity5500には、ロータス・ドミノ・イントラネット・スターター・パックがセントになっており、企業はインターネットをベースとした独自のネットワークを手軽に構築できる。スターター・パックには12種類のインターネット・ビジネス・アプリケーションが含まれており、それぞれのニーズに合わせて容易にカスタマイズできる。
Netfinity3000は数百のＥメールユーザーをサポートでき、大手企業の一部門や小規模企業のニーズに応じられる。これに対してNetfinity5500は中規模企業に適している。
Netfinityサーバーはいずれもインテル・ハードウェアとマイクロソフトＮＴオペレーティング・システムをベースとしている。新サーバーの価格は6月に発表されるが、既に発売されている両者の中間のパフォーマンスを有するNetfinity3500の価格は5299Ｓドルとなっている。
ＩＢＭはまた省エネ省スペースのフラット・パネル・モニターも最近発売、14.1インチの製品は2700Ｓドル、16.1インチは6300Ｓドルで手に入る。
一方、ペンティアムⅡプロセッサー、マイクロソフトＮＴオペレーティング・システムをベースとしたワークステーション“インテリステーションＭプロ”は、2Ｄ及び3Ｄのグラフィック・オプションを提供、証券業、製造業、デザイン、アニメーション等の業界のニーズに応じられる、同製品の店頭価格8700Ｓドルから。(BT:4/27)