1995-01-14 ArtNo.147
◆<印尼>衛星通信会社サテリンド、外国パートナー物色
【ジャカルタ】インドネシアの民間テレコミュニケーション会社PTサテライト・パラパ・インドネシア(サテリンド)は外国通信会社4社とシェア売却交渉を進めている。
サテリンド・スポークスマンが12日語ったところによれば、これらの交渉相手とはフランス・テレコム、ドイツ・テレコム、米国のナイネックス・コープ、英国のケーブル&ワイアレスの4社。アジアン・ウォールストリート・ジャーナル最新号によると、サテリンドは25%の権益売却を計画している。サテリンドにはPTビマンタラ・テレコミンドが60%、PTテレコムが30%、PTインドサットが10%、それぞれ出資している。ビマンタラ・テレコミンドの主要株主にはスハルト大統領の次男バンバン・トリハトモジョ氏、ビジネスマンのスギアント・クスマ氏とトミー・ウィナタ氏が名を連ね、インドネシア国軍とのコネが緊密とされる。(BT:1/13)
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