1998-04-24 ArtNo.14690
◆<印度>Wipro、米国子会社設けソフト・チップ販促計画
【バンガロール】Wipro Ltdは米国にソフト・チップのデザインとマーケッティングを手がける新会社を設ける計画だ。WiproコーポレーションのAzim H.Premji会長によれば、計画はなお初歩的段階に有り、その全貌は6ヶ月後に明らかになる。
Wiproのテクノロジー部門、Wiproインフォメーション・グループのSridhar Mitta社長兼CEOが米国における事業の指揮をとり、新会社にはエンジニア100人が雇用される。開発業務は依然インド国内で手がけられるが、デザインとマーケッティングは米国子会社が担当することになると言う。
業界筋によると、ソフト・チップはソフトウェアの形態を採るプロセッサー中の知的財産で、セミコンダクター・ユーザーに販売される。過去数年Wiproはサード・パーティーに販売可能なある種の技術を開発したが、急速に推移する市場に遅れをとらぬためには、投資を継続し、絶えず知的財産を補充せねばならない状況にあると言う。(ET:4/23)
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