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1998-04-24 ArtNo.14688
◆＜印度＞ＳＡＩＬ、鋼板販売の目標成長率を低めに設定
【カルカッタ】スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)は、新参者の市場参入や国内市況の低迷から1998／99年の鋼板売上の伸び率を、全体的な営業額の成長目標22％よりも低めな13％に設定している。
1998／99年度の国内鋼板市場規模は1264万トンと見込まれ、これに対してＳＡＩＬは527万トンの生産を目指している。これは1997／98年の販売実績466万トンを13％上回る。実際のところＳＡＩＬの昨年の鋼板販売は一昨年の478万トンを2％下回った。これに対して昨年錫鍍金鋼板と亜鉛鍍金鋼板の生産は113％と15％の拡大を見た。
新参者、例えばイスパット・インダストリーズは今年75万トンの熱間圧延鋼板を市場に供給する見通しだが、これはDolviの熱間圧延工場の生産能力の50％のレベルである。Jindal Vijaynagarもほぼ同量の鋼板を供給するものと見られ、Essarはこれまでの生産レベルに70万トンを追加する見通しだ。
これに対して既存プレーヤーのタタ・スチールは年産200万トンのホット・ストリップ・ミルの生産量を2倍に引き上げ、市場シェア拡大を目指している。(ET,IE:4/23)
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