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1998-04-21 ArtNo.14644
◆<印度>鉄鋼製品価格、3月に大幅下落
【ニューデリー】メーカーの値下げ競争から3月には、カルカッタ、デリー、チェンナイにおけるビレット、棒鋼、熱間/冷間圧延鋼板を含む大部分の鉄鋼製品価格が大幅に下降した。しかしムンバイでは比較的安定が保たれ、またカルカッタにおける電気鍍金鋼板価格は3月半ばに急騰した。
鉄鋼産業開発委員会(DCIS)の月刊アイアン&スチール最新号によれば、カルカッタにおける3月第2週のビレット価格はトン当たり9800ルピーと、1997/98年度第4四半期における最低をマークした。しかし第4週には1万500ルピーに回復、1月第1週の1万400ルピーを上回った。デリーにおけるビレット価格は3月最後の2週間に1998年以来最低のトン当たり1万3500ルピーまで下降。チェンナイとムンバイにおけるビレット価格は2月の第4週以来1万1200ルピーのレベルを維持、1月初めの1万1500ルピーを上回った。
カルカッタにおける直径6ミリの棒鋼価格は3月第3週にトン当たり1万3850ルピー、第4週に1万3600ルピーと、下降線を辿り、第4四半期における最低をマークした。第4四半期の最高は1万5000ルピーだった。デリーでもこの種の棒鋼価格は1月第1週の1万6700ルピーから3月第4週の1万5300ルピーに下降、チェンナイでは第4四半期最後の5週間を通じて1万5800ルピーの水準を保った。ムンバイでは2月の最後の2週間と3月の第1週に1万4800ルピーの底値をマークしたものの、概して安定を維持した。
カルカッタにおける2ミリの熱間圧延鋼板価格は1月の第4週にトン当たり1万7750ルピーの最高をマークした後、3月第2週に1万7350ルピーまで下降、その後1万7400ルピーに回復した。デリーでは3月第1週の1万7200ルピーから1万6300ルピーに下降、その後1万7000ルピーに回復した。チェンナイでは3月を通じて1万8300ルピーの水準が維持され、ムンバイでは3月第2週に第4四半期のピーク1万8800ルピーがマークされた。
カルカッタにおける冷間圧延鋼板価格は3月の最初の3週間は1万9700ルピーの水準にあったが、その後第4四半期最低の1万9500ルピーが記録された。最高は2月最初の2週間の2万500ルピーだった。デリーでは3月最後の2週間に2万1700クローに若干値上がり、チェンナイでは第4週に500ルピー値下がりした。ムンバイでは第4四半期を通じて2万3000ルピーのレベルが保たれた。(IE:4/20)
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