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1998-04-18 ArtNo.14612
◆＜印度＞中国産コークス原料に対する反ダンピング税を見送り
【カルカッタ】政府閣僚委員会は16日、商務省により発せられた中国産コークス原料に対する反ダンピング税の徴収を停止するよう歳入局に指示した。
それによると中国産コークス原料に反ダンピング税を課す決定は、その根拠が薄弱で、商務省は大蔵省歳入局と共同で、同問題に見直しを加える。
先ず中国産の輸入により被害を被っているのは、国内業界の18.1％に過ぎず、反ダンピング法に規定された25％に達していない。
またアッシュ含有率12～15％の中国産石炭に相応する低アッシュ含有率の石炭はインドに存在しない。
中国産コークス原料の輸入量は120万トンと、中国における産出量1億トンの1％強に過ぎず、ダンピングと判定するのは困難と言う。(ET:4/17)
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