1995-05-02 ArtNo.1458
◆<印尼>インダ社、デリバティブ損失に関わらず63%増益
【ジャカルタ】インダ・キアット・パルップ&コープ(IKPC)はデリバティブ取引に伴う788億ルピア(S$4730万)の損失に関わらず、世界的なパルプの値上がりに助けられ、昨年度、1469億ルピアの純益を計上、前年の900億ルピアから63%の増益を達成した。
IPKCの発表によれば、営業額も6505億ルピアから1兆400億ルピアに60%拡大した。同社系列のチウィ・キミアもディリバティブで703億ルピアの損失を被り、純益は前年の789億ルピアから508億ルピアに35%縮小した。両社の親会社シナル・マス・グループはジャカルタ証取に対し去る1月、IKPC及びチウィ・キミアに代わって行った金利スワップで損失を被ったと報告している。(BT:5/1)
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