【クアラルンプル】総コスト36億Mドルのイースト・コースト・ハイウェーのプロジェクト・マネージャーを務めるProjek Pengurusan Daya Sdn Bhd(PPD)は独自開発したトータル・トランスパランシー・プロジェクト・マネージメント(TTPM)と称するソフトウェアにより、ハイウェー工事を実際に管理する方針だ。
PPDのRavi Dharan重役(CEO)によれば、子会社のDaya Information Management Services Sdn Bhdは30万Mドルで購入したオラクル製ソフト開発ツールを利用し、5年の歳月と140万Mドルを費やしてTTPMを開発した。
同ソフトウェアを用いれば、品質、土地収用状況の追跡、企画、スケジュール、予算、キャッシュ・フロー等をインターラクティブに管理できる上、誰がシステムにアクセスしたかが克明にモニターされるため、誰にしろデータを不正に操作したり、修正することはできない。
この種のソフトウェアは世界的にも恐らく初めてのものと見られ、オラクルも同ソフトウェアの国際マーケッティングを原則的に引き受けたと言う。(STAR:4/15)