1998-04-16 ArtNo.14575
◆<馬>エリクソン、M$4千万投じMSCに地域ハブ設置
【クアラルンプル】スウェーデン拠点の通信機器会社エリクソンは4000万Mドルを投じてマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内に、データ/マルチメディア・プロセッシング地域ハブを開設する。
エリクソン・マレーシアのカントリー・マネージャーOlle Ulvenholm氏が14日記者会見したところによると、エリクソンの情報技術(IT)/コミュニケーション・ネットワーク担当子会社LMエリクソン・データABが同プロジェクトを引き受ける。
同ハブの設置により、アジア太平洋地域の90カ所に勤務するエリクソンのスタッフ1万1500人が恩恵を受けるだけでなく、全世界のスタッフ10万人のコーディネーションや顧客へのリスポンス・タイムも改善される。MSCハブは今年6月にオープンする予定で、エリクソンの全世界の情報サービス/IT・マルチメディア・ネットワークを管理する3つのハブの1つになる。他の2つはストックホルムとダラスに設けられている。
一方、エリクソンが40%出資するプルウィラ・エリクソンSdn Bhdはテレコム・マレーシアと共同で今年第2四半期までにMSCにラボを設け、エンド・ツー・エンドのマルチメディア・ソルーションの開発に当たると言う。(STAR,MBT,NST:4/15)
|