1998-04-15 ArtNo.14563
◆<馬>Ekran、M$4億損失計上
【クアラルンプル】バクン水力発電プロジェクトのデベロッパーを務めたEkran Bhdは1997年6月期年度に4億530万Mドルの純損失を計上した。
Ekranが13日発表したところによると、同年の営業額は5億1599万Mドルで、税引き前に4億384万Mドル、税引後に4億529万Mドルの損失を計上した。加えて、32.8%出資するウェンブリー・インダストリーズ・ホールディングズBhdの管財人管理とバクン・ダム事業ストップに伴う特別項目の引当2億1795万Mドルで、ボトムラインは6億2324万Mドルの損失となった。
Ekranはウェンブリーとバクン・ダム・プロジェクトに対する個別な引当額を明らかにしていない。同社はこれ以前に同年は25%減の9344万Mドルの純益が記録されたと未監査の報告を行っていた。しかし監査済み業績は全く対照的な数字になった。Ekranは今月末には1997年12月期の半期業績も発表する予定だ。(STAR,BT,ST:4/14)
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