1995-05-02 ArtNo.1456
◆<印尼>不動産市況、国内経済好調で今年も堅調:JLW
【ジャカルタ】国内経済の好調と外人投資承認額の急増に支えられ、インドネシアの不動産市況は今年も堅調を維持する見通しだ。
不動産コンサルタント、ジョーンズ・ラング・ウートン(JLW)の報告によれば、今年第2四半期に完工予定のショッピング・センターにより供給されるほぼ20万平米の小売りスペースの70%以上が、内外の百貨店等により入居予約済みで、また第1四半期のショッピング・センターのテナント入居率は約91%だった。一方、今年新規供給される19万7000平米のオフィス・スペースの70%以上が入居契約済みとなっている。また今年売りに出された高層建築プロジェクトの販売成績もいくつかの例外を除き平均80%を超えている。この他、賃貸アパート及びタウンハウスの3月の入居率は、昨年末時点の78.4%から80.3%に上昇した。(BT,ST:4/29)
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