1998-04-15 ArtNo.14555
◆<星>ゴールドトロン、R&Dカットし契約製造に集中
【シンガポール】セスダック登録の電子会社ゴールドトロンは、中核とする電子部品の契約製造業務への集中を通じて、業績の回復を目指す方針で、シンガポールにおける製造業務を停止するとともに、少なからぬ投資領域から撤収、研究開発(R&D)活動も大幅に縮小する。
ゴールドトロンが13日発表したところによれば、シンガポールにおける契約製造業務や通信機器の製造業務は中国に移転される。また利益のあがらぬ投資領域からは撤収し、一部の自社ブランド製品の製造も停止する。さらに現在年間2000万Sドルが投じられているR&D活動も大幅に縮小する。
ゴールドトロンの1997年度営業額は37%減の3億6240万Sドル、純益は68%減の734万Sドルにとどまったが、経営陣は以上の措置を通じて同社の業績が顕著な回復を見るものと予想している。(ST,BT:4/14)
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