1998-04-14 ArtNo.14542
◆<星>ネットワークのXylan、アジア・スタッフを増員
【シンガポール】米国拠点のネットワーク・ソフトウェア開発会社Xylanは今年シンガポールで4人、その他のアジア地域で6人の人員を補充する。
XylanアジアのB.G.プン営業部長によると、向こう3ヶ月間にシンガポールに100万Sドルを投じてアジア太平洋地域訓練センターを開設する。ナスダック登録の同社は1996年までは域内に僅か2人のスタッフを配置していたに過ぎないが、今ではシンガポール、マレーシア、タイ、台湾、フィリピンに22人のスタッフを擁する。この間にASEANと台湾の営業額は3倍に拡大した。今年の営業額は米ドル・ベースで、シンガポールとマレーシアでは2倍、タイでは50%の拡大が見込める。マレーシアでは通信事業とマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)が、タイでは通信事業が、営業額の成長を牽引するものと予想される。
この他、軍事部門も営業額の成長に重要な役割を演じており、シンガポール、マレーシア、インドネシア、台湾で軍事関連契約を獲得した。同社は太平洋/大西洋地域における米海軍の船舶300隻アップグレード計画にネットワーク機器を納入する契約も獲得している。1997年第4四半期の営業額にアジア太平洋地域は18%貢献した。
1993年に創設され、1995年から製品の販売を開始したXylanの1997年の営業額は2億1080万米ドルをマークした。(BT:4/13)
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