1998-04-13 ArtNo.14526
◆<馬>国家経済行動理事会、自動車/建設業況の刺激措置決定
【クアラルンプル】国家経済行動理事会(NEAC)は10日の会議で、自動車及び建設業界の市況を刺激する一連の措置を決定した。
NEAC議長を務めるマハティール首相がこの日催された統一マレー国民組織(UMNO)最高評議会に出席後語ったところによると、4万Mドル以下の乗用車のローンの上限は、自動車価格の70%から85%に引き上げる。しかしながら金融機関により今年提供される自動車ローン総額は150億Mドルに据え置かれる。これによりプロトン及びプロドゥアにより生産されるモデルのセールが活気を回復するものと期待される。
建設業に関しては外国人により購入される25万Mドル以上の住宅に対する外国投資委員会(FIC)の認可取得義務が撤廃される。これによりデベロッパーは事前にFICの認可を得る必要なく、この種の住宅を外国人に売り込むことができる。また15万Mドル以下の住宅建設は継続される。NEACメンバーの各州首席大臣には水産/水耕プロジェクトの加速、農業プロジェクトの迅速な認可が指示されたと言う。(NST,STAR:4/11)
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