1998-04-11 ArtNo.14522
◆<印度>中央政府、民間発電事業に二次保証提供検討
【ニューデリー】電力省は新規民間発電プロジェクトに5年間の二次保証を提供するスキームの導入を検討している。
5年間の上限は、州電力局(SEB)が3%の資産の環流を確保するための過渡期に関わるもので、中央電力事業監督委員会(CERC)規則に盛り込まれた同過渡期を当初の3年間から5年に延長することが提案されている。これは州電力局が3年間に3%の資産の環流を確保することは困難との認識に基づくもの。
また民間発電事業に政府が5年間の二次保証を提供するなら、同期間後に州電力局は、関係プロジェクトに関わる全ての債務の責任を負うことができる。中央政府はこれまで緊急を要する突貫プロジェクトに限り、この種の二次保証を提供していた。(IE:4/9)
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