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1998-04-11 ArtNo.14510
◆＜星＞Ａｍｔｅｋ、仏企業２社とＰＣケース製造で合弁覚書
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のメタル・スタンピング会社Amtek Engineering Ltdは、マレーシアの子会社Kris Components Bhdを通じて、フランス企業2社Neyr Plastiques Holding(NPH)及びSnop-Dunois FSD(SD-FSD)と、コンピューター・ケースの合弁製造に関する覚書を交換した。
関係覚書の下、パートナーらはコンピューター・ケーシング関連サービスを共同販促できる。顧客はいずれか1社にアクセスすれば、3社が提供する様々なサービスを利用できる上、3社が世界各地に展開する製造拠点を利用できる。
ＮＰＨは自動車、コンピューター、家電業界向けにプラスチック射出成形用モールドの製造を手がけ、昨年の営業額は14億フラン(S$3.714億)に達した。ＳＤ－ＦＳＤはメタル・スタンピングの専門会社で昨年の営業額は9億7000万フラン。両社は6年前に共同で米国市場への進出に成功しており、今回はアジア太平洋市場開拓を目指している。
Amtekは先月、半期純益が前年同期比41％減の710万Ｓドルにとどまったと発表したが、これは海外子会社の業績不振に伴うもの。同社はフランス企業2社との提携を通じて、海外の多国籍企業に対するサービスの向上を目指すと言う。(ST,BT,STAR:4/9)
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