1998-04-11 ArtNo.14507
◆<星>多国籍企業3社とテレデータに公認ビジネス本部ステータス
【シンガポール】経済開発局(EDB)はこのほど、シーメンス・アドバーンスト・エンジニアリング傘下のシーメンス・オートメーション・アンド・デバイシス(SAD)とシーメンス・エレクトロメカニカル・コンポーネンツ・グループ(SECG)、ベルギー企業Barco、シンガポール証取(SES)上場のテレデータの4社に公認ビジネス本部認定証を授与した。
ビジネス本部スキームは多国籍企業にシンガポールを拠点とした域内業務の展開を奨励するもので、認定企業の海外事業収入に免税優待が適応される。これまでに120社以上に同スタータスが付与された。
60数年前にベルギーでラジオの組立作業を開始したBarcoは、今ではプロジェクター、通信機器、映像機器、音響機器等の製造に携わる総合電子エンジニアリング会社に成長を遂げ、1996年の営業額は10億Sドル、内アジア業務が18%を占めた。同社はアジア業務のグループ営業額に占める比率を25%に拡大する計画だ。4年前に設けられたシンガポール・オフィスは、現在傘下に子会社3社を擁する。
SADは近くシンガポールに地域センター/後方支援センターを設け、域内顧客に奉仕、3~4年内に9億Sドルのアジア売上達成を目指す。
SECGはシンガポールにオートモーティブ・コンピテンシー・センター、バタム島に生産ラインを、それぞれ設け、5年内に年商5億Sドルの達成を目指している。(LZ:4/9)
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