1995-05-02 ArtNo.1449
◆<星>世界労働力競争力調査でトップに:Beri調査
【シンガポール】米国拠点のビジネス・リスク調査会社Beri(ビジネス・エンバイロンメント・リスク・インターナショナル)は、世界労働競争力調査でシンガポールを総合順位トップにランクした。
今回の評価ではシンガポールは初めて先進国のカテゴリーに加えられ、100点満点の総合評価で、スイス、日本、ベルギー、米国等の先進国17カ国を凌ぐ79点をマークした。全国労働組合会議(NTUC)が28日、リム・ブンヘン無任所相兼NTUC書記長のメーデー・スピーチとともに発表した全国生産性局(NPB)の報告書によれば、シンガポールは労働関係法の整備度ではベルギーの65、スイスの61を上回る69ポイントをマーク、比較生産性も81ポイントと、ベルギーの70、米国の67を抑え1位にランクされた。しかし労働態度では日本の99、スイスの92に続き3位(81)、技術度もスイス/ドイツ/日本/米国/オランダの100、スウェーデン/デンマークの99に続き、92だった。(ST:4/29)
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