1998-04-08 ArtNo.14488
◆<印度>チェンナイ芳香族事業紛争、近く決着:閣僚
【チェンナイ】Vazhapadi石油/天然ガス相は5日、用地の譲渡を巡る紛争で長期にわたり立ち往生してきたチェンナイ近郊における芳香族プロジェクトの話し合いが、1カ月以内に決着し、工事が再開されるとの楽観的見通しを語った。
ManaliにPTA(ピュアリファイド・テレフタリック・アシド)やPFY(ポリエステル・フィラメント・ヤーン)等の芳香族の製造施設を設ける計画はタミールナド州における主要な投資事業として中央政府により認可された。しかし、かなりの資金が投入されたにも関わらず、マドラス・リファイナリーズLtd(MRL)とサザン・ペトロケミカルズ・インダストリーズ・コーポレーション(SPIC)の土地紛争で10年以上にわたり立ち往生してきた。こうした中で当初2125クローと見積もられていたコストも、今では4000クローに達するものと見られている。
Vazhapadi石油/天然ガス相は、「我々はプロジェクトを進めることに関心がある」と述べ、「解決策は1カ月以内に見出されるだろう」と語ったが、詳細についてはコメントを避けた。(ET,IE:4/6)
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