1998-04-06 ArtNo.14468
◆<馬>2月の貿易黒字M$25億
【クアラルンプル】マレーシアの今年2月の貿易黒字は25億900万Mドルと、昨年同月の3億6844万7000Mドルを581.1%上回った。しかし1月の26億Mドルを3.1%下回った。
統計局の発表によれば、2月の輸出は昨年同月比67.1%増の225億9200万Mドル、これに対して輸入は同52.7%増の69億Mドルにとどまった。同月は船舶/航空機等の大型品目の輸入が5億4170万Mドル、再輸出が4億190万Mドルを記録した。
一方、年初2カ月の輸出は453億1800万Mドル、輸入は402億1900万Mドルで、同期の貿易黒字は昨年同期の2億6559万6000Mドルから51億Mドルに拡大した。
年初2カ月の電気/電子製品輸出は昨年同期比55.1%増の235億Mドルと、総輸出額の51.8%を占めた。同期の集積回路輸出は47.5%増の66億Mドルと、電気/電子製品輸出全体の28.2%を占めた。
第2の輸出品目、パーム油は、輸出量の27.1%の拡大とFOB価格の65.3%の上昇により、昨年同期比110%増の27億Mドルをマーク、総輸出の6%を占めた。
天然ガス輸出は、輸出量が8.9%下降したものの、FOB価格の上昇に助けられ、昨年同期比50.2%増の17億Mドルをマーク、総輸出額の3.7%を占めた。
年初2カ月の中間財輸入は40.3%増の281億Mドルと輸入全体の70%を占めた。同期の資本財輸入は27.3%増の71億Mドルと、輸入全体の17.5%を占め、消費財輸入は15.1%増の22億Mドルと、輸入全体の5.4%を占めた。昨年同期のこれら3カテゴリーの輸入総額に占める比率は、中間財40.3%、資本財27.3%、消費財15.1%で、今年に入って以来の中間財輸入の激増が目に付く。(STAR,NST,BT:4/4)
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