1998-04-02 ArtNo.14425
◆<印度>コーチン港湾局、LNGターミナル用地を確保
【コーチン】コーチン・ポート・トラスト(CPT)の理事会は最近の会議でコーチンにおける2000クローの液化天然ガス(LNG)ターミナル・プロジェクトに50haの用地を提供することを原則的に認め、ケララ州工業開発公社(KSIDC)とガス・オーソリティー・オブ・インディアLtd(GAIL)に書面で通知した。
Flour Danielに率いられるコンサルタント・チームの事業化調査は4月末までに完成する予定で、同チームにはこの他、Frederric Harris、Engineers India、三菱重工業、PDILが含まれている。
第1期工事では年間250万メートル・トンの処理が可能なターミナルが2002/3年までに建設され、石油会社らは別にペトロネットLNG Ltdを設立し、LNG事業を進める。
これにより最大2000MW(メガワット)の発電需要が賄え、KayamkulamにおけるNPC発電プロジェクト(350MW)、コーチンにおける165MWの発電計画、New Vypinにおける680MWの発電事業の他、周辺の化学肥料会社や化学企業も恩恵を受けられる見通しだ。(ET:4/1)
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