1995-04-29 ArtNo.1442
◆<泰>ウタパオに30億バーツ航空機保守センター建設
【バンコク】タイ国際航空(TAI)は30億バーツを投じ東部海岸のウタパオ空港にメンテナンス・センターを建設する。
TAIが27日発表したところによれば、ドン・ムアン空港の既存の施設は1997年には飽和状態に達するため、それ以前に新設備を完成する必要が有る。ベトナム戦争当時米軍の使用に供されたウタパオ空港は、現在は民間のチャーター機や軍用機により共用されているが、全国経済社会開発局は同空港をアジア最大の航空輸送ハブとして再開発することを計画している。これに対して目下開発が計画されているノングハオの第2首都空港は用地にゆとりがなく、また差し迫った需要には応じられない。TAIは近く設計/建設入札を募集する計画で、開発資金は約6億5000万バーツを海外から借り入れ、残りは内部資金で賄うという。(BD:4/28)
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