1998-04-01 ArtNo.14413
◆<印度>ザックス・インディア、事業再建で二輪車に照準
【パラワノ】ドイツのマンネスマン・ザックスにより51%の権益を買収されたショック・アブソーバー製造会社ザックス・インディアLtd(旧社名Sirmour Automobile)は、当面二輪車アプリケーションに照準を合わせ、事業の再建を図る方針だ。
ザックス・インディアのSupriyo Datta副社長兼CEOが月曜語ったところによると、既存顧客のBajaj Auto、Lohia、Scooters Indiaに引き続き奉仕するとともに、Kinetic Engineering、Kinetic Honda、TVS Suzuki等とも商談を進めている。今年末までには二輪車用サスペンションの生産量を現在の2倍の月間8万ユニットに拡大する。
マンネスマンは中国を含むアジア市場への輸出業務を重視している。二輪車以外では、ボルボ・トラック用サスペションの製造契約を獲得、目下Telcoやインディアン・レールウェイの製品の開発にも取り組んでいる。この他、イタリヤとドイツの二輪車メーカーからも引き合いを得ていると言う。(ET:3/31)
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