1998-04-01 ArtNo.14408
◆<印度>100%外資発電プロジェクトの認可権を州政府に付与
【ニューデリー】電力省は外資が100%出資する発電プロジェクトの内、投資額が1500クロー以下のものについては、外国投資振興局(FIPB)の審査を経ずに州政府が認可することを認めた。
外資が100%出資する発電事業は、これまで中央政府がFIPBの推薦に基づきケース・バイ・ケースで認可してきた。しかしバジパイ首相は最近、中核領域における外資のより高い出資率を認め、州政府により大きな権限を与える方針を明らかにしており、今回の電力省の決定は、こうした方針に沿ったものである。
中央政府はまた州政府が、その予算書に明記する限り、農業部門や国内消費者に対して税額補助を提供することを認めた。
州政府はこれまで州電力局に補助を提供し、電気料を低水準に維持してきたが、このことがSEBが3%の最低投資収益を実現できない主因になっていた。(ET:3/31)
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