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1998-03-30 ArtNo.14379
◆＜馬＞インドを自動車スペア・パーツのソースに
【イポー】マレーシア業界はＭドル軟化に伴う困難を克服する上からも、インドをスペア・パーツの代替ソースとして検討すべきである。
クアラルンプル駐在インド高等弁務官事務所のK.S.Bhardwaj経済問題担当参事官が27日催されたペラ州インド商業会議所の発足式後語ったところによると、インドは自動車産業領域における17年に及ぶ豊富な経験を有する。主にカルカッタを拠点とする自動車部品業界はベンツ、ＢＭＷ、ホンダ、その他のメーカーにその製品を納入、これらのメーカーの厳しい基準を満たしている。
マレーシア企業はまたインドを安価な情報技術(IT)製品のソースにすることができる。インドは年間20億米ドルのソフト製品を米国に輸出している。インドのソフトウェア産業は急速に成長しており、マレーシアのビジネスマンが開拓すべき有望な投資領域の1つである。
インドはまたハイウェー、港湾、発電施設の建設面で、マレーシア企業との合弁を希望している。インドにはこの方面の経験が不足しており、マレーシアからの技術移転を期待している。
この他、インドには電子／電気製品の広大な市場が存在する。両国の往復貿易は約50億米ドルで、内マレーシアの輸出が約30億米ドルを占める。両国間の貿易はアジア通貨危機の影響でこのところ萎縮しているが、今年末までには回復に転じる見通しと言う。(MBT,STAR,NST:3/28)
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