1998-03-30 ArtNo.14377
◆<馬>証券委員会、上場企業にY2K対策の報告義務づけ
【クアラルンプル】証券委員会(SC)は、上場企業にY2Kプロブレム(コンピューターによる2000年以降の年号処理問題)対策の報告義務づけを決定、クアラルンプル証取(KLSE)に全ての上場企業に新規則を通知するよう求めた。
SCのムニル・マジッド委員長は27日催された証券会社幹部との会合の席上、以上の消息を明らかにした。それによると、今年6月以降、上場企業は年次報告書にY2K対策の報告を含めるか、SCが認める他の方式により、関係報告を行わねばならない。報告内容には、既に採用された、もしくは採用を予定する具体的対策やコストが含まれる。KLSE会員企業と上場企業には今年末までにY2K対策を完了することが期待されている。SCは上場企業の対応をモニターし、積極的取り組みを示さぬ者は公表すると言う。(STAR:3/28)
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