1998-03-30 ArtNo.14376
◆<馬>被雇用者積立基金、政府保証下に3社にM$37億融資
【クアラルンプル】マレーシアの被雇用者積立基金(EPF)はクアラルンプル・インターナショナル・エアポートBhd(KLIAB)、カザナ・ナシオナルBhd、プルワジャ・スチールに合計37億1000万Mドルを融資している。
政府投資会社カザナに対しては、年利7.5%、返済期間5年の20億Mドルが、KLIABには年利8%、返済期間16年の10億Mドルが、プルワジャには年利9.25%、返済期間3年の7億1000万Mドルが、それぞれ貸し付けられている。
アンワル副首相兼蔵相が国会答弁及びその後の記者会見の席上語ったところによると、これらの融資はいずれも政府が保証を提供、金利も市場金利に準じているため、EPF会員が被害を被る恐れはない。またEPFが財政難に陥った企業を救済するために融資を引き受けることはないと言う。(ST,BT,LZ:3/28)
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