1998-03-30 ArtNo.14374
◆<星>スンブコープ、特別項目引当に祟られ赤字に転落
【シンガポール】スンバワン・コープは1997年12月期に前年比10.7%増の3330万Sドルの税引き利益を計上、営業額も29%増の19億5000万Sドルをマークしたものの、固定資産の抹消、域内投資への引当、子会社の閉鎖等、特別項目の引当が4100万Sドルにのぼったことから、ボトム・ラインは、前年の3020万Sドルの利益から790万Sドルの損失に転落した。
スンブコープが27日発表したところによれば、いわゆるその他の収入が31%増の1500万Sドルに達したものの、利子支払いが7%増の3310万Sドル、法人税も16%増の4500万Sドルにのぼった。
ジュロン・シップヤードとデリフランスの支配権益買収等でグループの借入は前年の7億220万Sドルから14億9000万Sドルに倍増、借入/自己資本比率は53%から137%にジャンプ、株主基金は10億8000万Sドルに17%減少した。
域内エクスポージャーは9600万Sドル、この内インドネシアだけで7600万Sドルにのぼる。(BT,ST:3/28)
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