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1995-04-29 ArtNo.1436
◆＜星＞サンテー、中国に第３工場オープン
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のラバー・キー・パッド・メーカー、サンテー(三徳)Ltdは中国における第3工場を来月天津にオープンする。
創業15年のサンテーはセル式電話、コンピュータ・キーボード、電子オーブン等に使用されるキーパッドの製造では世界のトップに立っているが、払込資本1800万米ドルの新会社サンテー・シン・ティエンチン・インダストリアルCo(天津三徳興工業有限公司)は、年間400万米ドルのシリコン・ラバー・キーパッドを生産する。同社は廈門と南通にも同様なラバー部品の製造工場を設けている。中国では多国籍電子企業の進出で同社の製品に対する需要が高まっている。廈門工場は中国南部、南通工場は華東地区の需要に応じている。新設の天津工場が受け持つ北部地区にはＡＴ＆Ｔ、モトローラ、ヤマハ、サムスン等が既に進出している。中国への製造業務の移転はＳドル高の衝撃緩和にも役立つと言う。サンテーの中核ビジネスはラバー部品製造で、今の所ほとんど全収入を同事業に依存しているが、同社は昨年福建省におけるホテル(ｱﾝｼｰ･ｻﾝﾄｽに41％出資)、エレクトロニクス、建設事業(US$7000万ｾﾒﾝﾄ工場)に進出、最近は廈門に240万米ドルを投じて年産500万米ドルのウーロン茶工場も建設した。昨年度の同社純益は1140万Ｓドル、営業額は6170万Ｓドルだった。(ST,BT,LZ:4/28)
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